An approach to internal Communication
社員たちが作る「自立的」で「創発的」な環境
お客様に信頼され、選ばれる企業となるためには、社員一人ひとりが「プロフェッショナル」として質の高い仕事を追及し、総合力を発揮していかなければなりません。
そのためには、社員が「やりがい」を感じ、「楽しみ」、「創発的」であることが重要であると考えます。
タカインフォテクノでは社員が自ら学び、自ら行動を起こしていく環境づくりを高いレベルで実現するため、社内の複数のコミュニティ運営、タスク推進を「コミュニティ基盤改革プロジェクト」を通じて実践しています。

社内コミュニティ基盤改革プロジェクト CKK-PRJ

「Engagement」、「Technical」、「IT Service management」の3つのパッケージに基づき、コミュニティ活動、改善活動を進めています。
「Engagement」パッケージでは、社内外におけるエンゲージメント向上のためのコミュニティ、タスク推進を目的とした活動、「Technical」パッケージでは、社員の技術力向上、教育基盤の成熟を目的とした活動、「IT Service management」パッケージでは、IT業界におけるプロセス理解、ITリテラシの向上、管理手法の学びと浸透を目的とした活動を行っています。

それぞれのパッケージに基づくコミュニティが、活動成果、改善成果を連携し合い、イベントの開催、全社への情報発信を展開し、ビジネスアイデアを創出し、タカインフォテクノ内外において「点と点を線で繋いでいく」活動を展開しています。
コミュニティの主な活動内容

Engagement LAB
社内エンゲージメントサーベイの実施とスコア向上への取り組み、社内ソーシャルウェアやweb会議システムの導入、企業ブランディング向上 など

Business Compass
社内ITサービスマネジメントへの意識浸透、プロセス/管理手法勉強会開催、新規ビジネストレンドの読み解き、業界トレンド調査、BizCom分科会の定期開催 など

Tech study
技術的な勉強会の定期開催、社内技術キャリア支援活動、社内資格取得支援活動、 プログラミング道場の運営 など
プロジェクト参加者の声:テクニカルコミュニティリーダー
私はCKK-PRJにおける「Technical」のパッケージであるコミュニティでリーダーをしているのですが、月一の勉強会開催などは、現業を抱えた中での対応であるにも関わらず多くの社員が講師として準備、登壇してくれており、参加者も毎回定時後開催という業後の活動であるにも関わらず大勢が参加してくれます。
1人では進まない学習も、仲間と共に取り組むことで進めることが出来る、と言っていた参加者も多くいました。
社外から講師として登壇してくださる回などもあり、その際は普段よりも更に大勢の参加者が集まります。
また、勉強会のあとに行う懇親会では、勉強会では聞けなかったこと、話せなかったことを話すことが出来るインフォーマルなコミュニケーションの場として、有意義な時間となっています。


また、IT業界では「テクニカルなスキル習得」を行う会社は多いですが、ITILなどのプロセスや管理手法を社員が主体的に学ぶ会社は少ないように感じます。
そのような中で、「ITサービスマネージメント」パッケージでのコミュニティでは、技術者が普段学ぶ機会の少ない、プロセスや管理手法についても学ぶ場が提供されており、「テクニカル」な活動と併せて非常に大きな効果が出ています。
「エンゲージメント」のパッケージでは、社内横断でのコミュニケーションの活性化など、情報リテラシを大幅に向上させる取り組みも功を奏し、数年前と比較すると、社員間での情報共有量は年々増加傾向にあります。
ブランド向上に繋がるタスクなども多く推進しており、徐々に内外に効果が出てくる兆しも見えてきています。
社内のエンゲージメントサーベイなども、「エンゲージメント」パッケージに関わるメンバが主体的に手掛けており、社内のエンゲージメントスコアが向上していくのを見るのも、非常にモチベーションになります。
現業との掛け持ちで時間を作るのが苦労の種ではあるのですが、関わったメンバの多くが「面白い」と言う活動であることは、社外に向けても胸を張って言える自信があります。
コミュニティ基盤改革プロジェクトは、
社員の「成長」と「自立」を生み出す活動です。